箔押しと活版印刷の違い
2017.11.17

箔押し印刷と活版印刷の違いについて

Creative Lillyで人気の箔押し印刷と活版印刷。

この2つの加工について、違いをお問い合わせいただく事が多いので、
今日は箔押しと活版の違いについてご紹介します。

箔押しと活版(レタープレス)の違い

箔押し印刷とは?

箔押し印刷は、デザインの金属版を作成し、版と用紙の間に箔のシートを挟み、熱と圧力を加えて用紙に箔を転写する印刷方法です。

箔押しの箔はメタリック箔やホログラム箔と顔料箔があり、
メタリック箔やホログラム箔では輝きのある美しい印刷が、顔料箔を使うと発色が良い箔の印刷を楽しむ事ができます。

通常印刷(オフセット印刷やオンデマンド印刷)では表現できない金属の光沢を表現する事ができるので、
印刷物を華やかに見せたいお客様にとても人気です。

活版印刷(レタープレス)とは?

活版印刷は、デザインの凸版を作成し、インクを付けた凸版を用紙に押し当てるようにして圧力をかけて印刷をしていく、印刷の原点ともいえるとても古い印刷方法です。

活版印刷ではインクを使用するので、優しい風合いに仕上がる特徴があり、
また、用紙に凸版を押し当てるように圧をかけるため、印刷部分は凹みがつくのですが、このプレスしたときの凹みが印刷物に奥行きを与え、
手に取った人に深い印象を残す独特のアナログな風合いに仕上がるのです。

箔押しや活版のデメリット

私もそうですが、一度箔押しや活版印刷の風合いを知ってしまうと、通常印刷には戻れなくなってしまう程、
なんとも言えない素敵な仕上がりになる箔押しや活版ですが、デメリットもございます。

印刷代金がお高くなる

箔押しも、活版印刷もそれぞれクライアント様のデザインデータの版の作成が必要になるため、通常印刷とは違い版の制作代金がプラスされます。

また、箔や活版のインク代もかかるため、通常印刷に比べると印刷代金がお高くなります。

また、2色・3色と複数の箔やインクを使って箔押しや活版印刷を行う場合、箔やインク数が増えるのはもちろん、
それぞれの色毎に版を作成する必要があるため、版代も2色分・3色分とかかってくる事になりますので、お色を多く使う程印刷料金は上がります。

個人的に、コスト以上の価値がある印刷物が仕上がるのでデメリットと捉えていただきたくはないのですが、
印刷代金がかかるという側面がある事は知っておいていただきたいなと思います。

繊細な線などの表現は苦手

最近はかなり細い線も表現できるようになりましたが、箔押しも活版も圧をかけて印刷を行うため、繊細な線や文字は潰れてしまったり掠れてしまったりする事があります。

とても繊細な線や小さな文字(特に画数の多い漢字を文字サイズを小さく印刷したい)などの場合には、そういった可能性が高くなります。

用紙の裏に影響が出る

これは、用紙の種類によっては全く問題がないのですが、
薄めの用紙や通常のお名刺で一般的に使われるような厚みの用紙を使ってしまうと、圧を加えた部分の印刷の影響が裏面にまで出てしまう事があります。

なるべく影響がでないよう圧力の調整はするのですが、薄手の用紙の場合は裏面に版跡がでる事があります。

そのため、一般的に箔押しや活版印刷では厚手の用紙が使われる事が多く、
厚手の用紙を使う事で独特の凹みをより楽しめるというメリットもございます。

箔押しと活版で迷ったら?

箔押しと活版、どちらの風合いも好きで、どちらが良いのか迷ってしまう・・・というクライアント様も多くいらっしゃいます。

Creative Lillyでは、クライアント様のブランドコンセプトやイメージ、またデザインからよりクライアント様のブランドイメージを印象付けられる印刷方法をご提案させていただきますので、迷われたお客様はお気軽にご相談ください。

SHARE:

トップへ戻る